皆さんは義手と聞いてどのようなものを思い浮かべるでしょうか。

医療業界に置けるIT化の進化は非常に速い

同じ様に医療業界にいても、無関係な方にとってはいまいちピンと来ない話題かもしれません。

しかし、義手一つをとっても医療業界に置けるIT化の進化は非常に速く、濃密に進んでいると言わざるをえません。

今回はそんな驚きの筋電義手(きんでんぎしゅ)について少しお話をします。

筋電義手とは、筋肉に発生する筋電位の出力によって動作を制御する義手です。普通、義手と言えば重くて動かしにくいこと、暑いこと、どうしても目立ってしまうこと、こういった理由によって敬遠される場合も覆いのですが、この筋電義手は違います。

まず軽量であること、そして外観を普通の腕にできるだけ近づけることによって補おうと考えられるものですが、あくまでもそういった外観の問題よりも腕としての機能を確実に再現することを目指して開発されたものです。

生体信号をパターン学習させることにより、今迄よりも的確に動かすことが可能となってきているのです。

また、従来はこのパターン学習に大変な手間が必要となっていましたが、近年、その学習の作業がスマートフォンを活用することによって短期間で可能となっています。


もちろん課題はまだある

扱うことそのものが非常に難しいとされていた義手も、今では短時間で取り扱うことができるようになっている。

この事実には驚かざるを得ません。

もちろん課題はまだあります。

例えば国内では障害者自立支援法の対象外であることや、価格に関しても海外製品がシェアを独占していることから非常に高価で導入が難しいことなど、一般の患者さんに活用するためにはもうしばらく時間が必要となるでしょう。

とはいえ、義手がここまで進化しているという事態には驚きますよね。